天使のことつてから　〜　天使ARIONの言葉を読む　〜

　インターネットが普及する以前、パソコン通信と言われたサーバー中心型のコミュニケーションがありました。僕は大学時代に現在のアットニフティの前身であるNifty-Serveの会員となり、様々なコミュニケーションを広げていました。そのなかに、天使の声をチャネリングすると言う人がいて、人間としての参加者とは別に、天使の代筆という形でハンドル名を天使の名ARIONと言うことで、傍目には天使が直接パソコン通信に書き込んでいると言う場が出来ました。

　元々はチャネリングなどいかがわしいと思っていた僕ですが、その天使のメッセージを本にまとめたものもあり、これを読んだらまさしく僕のこれまで考えてきたこととよく符合したので、段々とその本に夢中になって行きました。その天使の言いたい事がよく解ったし、何故そう言えるのかも、実生活を通して次第に理解できるようになっていきました。
　それは段々と感化されたと言うより、今まで考えてきた事の裏打ちが為されていったような感覚でした。そして理解が進むと身の回りの現象としてそれを確認できていったのです。
　チャネリング系の本などは沢山ありますが、異界の住人が発するメッセージに既視感を覚えるとか、直観的にしっくりくる、と言うことはARION以外にはありませんでした。

　このNifty-Serveは残念ながら既にサービスを終え、過去発行された本もすべて絶版、また発行社が既に存在しなかったりします。2000年から天使の物言う場は急速に失われ、もはやメッセージを受け取れる公の場は無くなってしまいました。しかし残された書籍のメッセージはまだ生きています。

　もはや手に入らないメッセージですが、僕が何を学んだかと言う事は今書くことが出来ます。ここではそう言った僕の理解したことを書いておきたいと思います。
　ただし読まれる方々は、これは僕の理解でしかなく、文章から何を受け取るかは一人一人のものですので、僕の理解こそ正しいだなどと思わないで頂きたい。何を学ぶかは一人一人が考えるべき事ですから。

（順次まとめ＆改訂）

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